知識と経験

「知っている」ことと「分かっている」ことって、同じようで実は全然違うものだと思う。
知識としてその情報を持っているのが「知っている」で、知識として情報を持っていて経験もした事がありのが「分かっている」ことだと思う。

テレビやネット、本からいろんな情報を知る事ができるようになった分、経験として「それ」を体験する事はあまりない。だから会話の中でも「~らしいね」と言う言葉をよく聞く。
知識としてそれは知っているけど、経験はないから「~らしい」になる。
情報社会の今の日本には「~らしい」が溢れていると思う。
自分から知ろうとしなくても、電車に乗れば駅や車内にはいろいろな広告や雑誌の中吊り。
電車内にモニターでニュースを流している電車もある。
都内に住んでいて、電車通勤をしていた時は電車に乗るだけでとにかく沢山の情報が入って来ていた。
それがその時は普通だったし、特に苦痛でもなかった。
余り電車に乗らなくなった今、久しぶりに電車に乗ると情報量の多さに辟易する。
都心を走る電車は、電車の窓から見える風景にもたくさんの広告看板がある。
駅に停車しても、その駅にも定期的に新しくなる広告看板。
全く欲しいと思っていない情報がどんどん目に飛び込んできて、「~らしい」の知識ばかりが増えていく。
広告看板から興味を持って、自分で調べて実行して経験した事もあるけど、情報量に比べたら数はそう多くはない。
「知っている」ことを増やすもの大切だけど、「っていて、更に分かっているのが理想的だと思う。
そう考えると「知っている」だけで分かった気になっていることってかなり多くある事に気づく。
自分の知っていることと分かっていることを見直してみるいい機会かもしれない。

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