白玉のこと

夏が終わると秋が来る、あたりまえのことだが。
秋といえば中秋の名月。
冬の月のほうが空気が澄んでいて綺麗に見えるような気もするが、きっとなにか深いわけがあるに違いない。

中秋の名月つまりはお月見であるが、お月見や花見などといった、なにかを鑑賞する行事に団子はつき物である。
お月見と言えば、三宝の上にうずたかく積まれた丸くて白いお月見団子のイメージがすぐに浮かぶであろう。
両サイドにはすすき。
その一式が縁側に鎮座している。

そんなイメージは、風俗的な漫画やアニメによって刷り込まれたもののような気がするのだが、多くの日本人はお月見といったらまずこの絵を思い浮かべるであろう。
私自身もしかり。

ところで、私はこの団子が白玉だと思っていた。
理由は、自分が一番好きな白くて丸いものが白玉だったからだ。
お月見には白玉が飽きるほど食べられるのだと思うと嬉しくて、母親に、月見のときに食べる白い月見団子を作ってくれとせがんだことがある。

実際母が作ってくれたものは、何故だかすいとんだった。
もはや、端から丸くもなかった。

それからというもの、すいとんを見るたびにちょっと残念な気持ちが起こる。
すいとんが悪いわけではない。
そもそも、月見団子をよくも知らずにせがんだ自分が悪いのだ(すいとんも間違っていたのだが)。
白玉が食べたいならはじめから白玉をつくってくれ、と言えばよかったのだから。

それにしても、本物の月見団子というのはどういうものなんだろうか。
月見シーズンになると果たして売り出されるのだろうか。
もしそうなら、今年こそは本物デビューしてみよう。

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